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COLUMNコラム

2020.08.26

#3電力会社の乗換にメリット&デメリットは?(その1)

電力自由化(電力会社乗り換え)のデメリットはほぼない

電力会社の乗り換えには漠然とした不安を抱いている方も多いと思います。しかし、それは【正しい情報を知らない】からです。ここではっきり断言します。電力会社を乗り換えても電気を使う上でのデメリットは一切ありません!

なぜなら、電力会社の乗り換えとは、【契約先が変わるだけ】であり、電気の質や供給システムが変わるわけではないからです。「料金を支払う窓口が変わるだけ」と考えるとわかりやすいかもしれませんね。

 電力会社を乗り換えても安心して電気が使える理由

電気の質は変わらない
これまでと同じ送配電網を使いますから、電気の質は変わりません。

電気の供給は保障される
たとえ乗り換えた電力会社が倒産しても地域指定の電力会社(茨城の場合東京電力様)には新電力に代わり電気を供給することが電気事業法(第18条)で義務付けられています。

電気のトラブル(停電等)が起こっても平等に対応してもらえる
停電等の電気トラブルに対応するのは地域指定の電力会社(茨城の場合東京電力様)です。そのため「他の電力会社に乗り換えると停電の時、復旧を後回しにされるのではないか」等と心配される方がいます。

ですが、これは絶対にあり得ません。

送配電網を管理する「送配電部門」は国の監視下にあるため、トラブルが起こった際、全世帯の復旧を平等に行うことが義務付けられています。 東京電力様も平等に対応することを明文化しています。

さらに、より公平性を期するため、2015年4月より東京電力様の送配電部門が独立し、「東京電力パワーグリッド株式会社」となります。

電力会社を乗り換えても電気を使う上で一切デメリットがない理由、おわかりいただけたでしょうか?

しかしはじめにデメリットは“ほぼ”ないと書きました。ではなぜ“ほぼ”なのか、それは電気の使用以外で小さなデメリットが生じる可能性があるからです。

◆電力会社乗り換え時に考えられるデメリット

割引プランをご利用の方は、割引がなくなる

東京電力様との契約を途中解約しても現在ご契約中のプランが【通常プラン】であれば、違約金は一切かかりません※1。
しかし、【スマートファミリープラン(2年契約割引)】をご利用の場合、777円の割引(2年後、契約終了時にもらえる)がなくなります。
※1一般家庭の場合。高圧電力をお使いの事業所などは違約金が発生する場合があります。

乗り換えの手続きに若干手間がかかる

電力会社を乗り換えるには、当然お申し込み・各種手続きが必要です。新電力いばらきでは乗り換え時の手間を極力減らすために、多くの工夫をしています。詳しくは「新電力いばらきへのお申し込み方法」をご覧ください。

新電力が万が一倒産した際、再度契約の手間がかかる

これは滅多にないことですが、ご契約した新電力が倒産すると再び別の新電力、もしくは地域指定の電力会社と契約を結び直す必要があります。
以上3つですが、長い目で見ればどれもデメリットといえるようなものではないかもしれませんね。

◆電力自由化(電力会社乗り換え)のメリット

では反対にメリットを考えてみましょう。
消費者目線で考えたとき、電力自由化による一番のメリットは【選択肢】が増えたことです。商品を買うときのように、さまざまな角度から検討し、自分にとってベストな電力会社を【選択】できるようになったのです。

●「とにかく電気代を安くしたい」
●「企業ポリシーで決めたい」
●「対応やサービス重視」

などなど・・・。
今までは地域指定の電力会社しか選択肢がありませんでしたから、これは非常に画期的なことといえます。

では具体的にどんなメリットがあるのか「#4電力会社の乗換にメリット&デメリットは?(その2)」で見ていきましょう。

 

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